歴史

歴史

 北海道初の動物園として1951年(昭和26年)5月5日に開園した札幌市動物園。開園のきっかけとなったのは、市が招いた上野動物園の移動動物園でした。会場となった円山公園坂下(野球場)と円山公園は多くの市民で賑わったそうです。

 開園当初は、児童遊戯施設という位置づけで、遊具は子供電車とオートスクーター、展示動物はオオワシ、エゾシカ、ヒグマのペアの3種4点のみでした。(※同年9月に札幌市円山動物園に改称)

 初代園長は、1967年(昭和42年)に開園した旭川市旭山動物園の初代園長もつとめた中俣充志(なかまたみつし)。

 その後、展示動物の充実や施設の整備などが進められ、1974年(昭和49年)に年間入園者は124万人を数えるまでになりました。

 近年、札幌市円山動物園は大きな変貌を遂げつつあります。2007年(平成19年)3月に“人と動物と環境の絆をつくる動物園”を理念に掲げた円山動物園基本構想が、2008年(平成20年)8月には経営改善や整備計画など計79事業が盛り込まれた札幌市円山動物園基本計画が策定されました。

 この計画に沿って、エゾシカ・オオカミ舎をはじめエゾヒグマ館、は虫類・両生類館、わくわくアジアゾーン(寒帯館・高山館・熱帯雨林館)が次々とオープンし、入園者数も回復傾向にあります。

沿革

1951 開園
1953 アジアゾウ(インドゾウ)の花子が来園※2007年(平成19年)1月28日死亡
1956 動物(ゾウやアシカなど)の芸を公開
1965 年間入園者数が100万人を突破する※全国第7位
1966 ゾウやライオンなどを展示する熱帯動物館が完成し冬季開園がスタートする
1967 国内初となるダイアナモンキーの繁殖に成功し繁殖賞を受賞する
1968 観覧車など大型遊具が設置される
1974 ゴリラのペアのゴンとメリー来園、熱帯植物館、は虫類館、昆虫館完成
1977 類人猿館完成
1978 猛きん舎、白鳥舎完成
1980 世界の熊館完成
1981 オオカミ放養場完成
1982 京都府北桑田郡美山町よりニホンザル61頭が来園、同年10月にサル山完成
1983 洋蘭温室完成
1984 モンキーハウス完成
1986 総合水鳥舎完成
1987 国内初となるユキヒョウの繁殖に成功し繁殖賞を受賞する
1998 オーストラリア・タスマニア州よりタスマニアデビル3頭が寄贈される
1989 タスマニア館(現カンガルー館)完成
1992 レストハウス完成
1993 国内初となるオオワシの繁殖に成功し繁殖賞を受賞する
1995 熱帯鳥類館完成、遊園地「円山子供の国キッドランド」が移設オープン※2010年閉園
1998 動物園センター完成
2000 チンパンジー館完成
2001 国内初となるヨウスコウワニの繁殖に成功し繁殖賞を受賞する
2004 リスザルドーム(こども動物園)完成
2006 展望レストハウス完成
2008 エゾシカ・オオカミ舎完成、こども動物園と類人猿館屋外展示場がリニューアルオープン、アニマルファミリー制度スタート
2009 自然体験ゾーン円山動物園の森完成
2010 猛禽類野生復帰施設完成、エゾヒグマ館完成、昆虫館閉館
2011 は虫類・両生類館完成
2012 わくわくアジアゾーン(寒帯館・高山館・熱帯雨林館)完成
2015 秋 アフリカゾーン完成予定